お鍋がゆくのあらすじです。
――春の陽気に芽吹く野山に 名を”色吹きお鍋”という一匹の狸がおったそうな… お鍋(なべ)は冬の穴篭りから目覚めて、たいそう盛(さか)っていた。 疼きを取るのに手頃な《竹の子》でもないかと探しているうちに、人里に辿り着いていた。 そこで目にしたウブでじれったい人間のカップルに、「めっちゃ盛ってるのになんで交尾しないぽこ??」と、自分につがいが居ないからと腹を立て、女の子の姿に化けて少年を学校帰りの小さな社で誘惑するのだった…!! キュートな絵柄と、昔ばなし風の展開がマッチした異端エロ漫画の傑作♪ ■単行本未収録のおまけ後日談「お鍋の花」も同時収録!!