貴方が愛を唄うから、私は愛を奏でますのあらすじです。
侯爵令嬢アリアは、幼い頃から婚約者レオナルドのためにバイオリンを弾いてきた。 彼のためなら、どんな厳しい練習も乗り越えられた。 しかしある日、レオナルドは資金援助を受けるため、他の女性と婚約することをアリアに告げる。 「君はバイオリンが上手だ だがそれが何の役に立つ?」 その日、アリアの世界は音もなく崩れた。 彼女はバイオリンを物置にしまい、音楽からも遠ざかり、 塞ぎ込む日々を過ごすようになっていった。 そんな彼女の前に現れたのは、子爵令息アルフレッドだった。 「私の歌に合わせてバイオリンを弾いてくれませんか」 その言葉に心を動かされ、アリアは再びバイオリンを手に取る。 愛を唄い、愛を奏でる二人の舞台が今、幕を開ける。 ※本作品の1巻は『溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック8巻』の収録作品です。