忠誠と淫辱の女騎士は恐王の鞘となりて・前編のあらすじです。
『背徳感と罪悪感で自己嫌悪を抱きながらも 陛下に求められることを望んでいる自分がいる――…』 クリザンテム王国女騎士エルザ。 王国と国民、そして敬愛するラウルに忠誠を誓っている。 しかし、国王崩御と共にこの国は政争へと突入する―― 混沌とするなかで、新国王に即位するラウル。 だが、昔と違い彼の心は深く閉ざしたままだった。 「エルザ アンセルに心許すな」 戸惑うエルザだが、ラウルは強引にエルザを―― – – – – – – – – – – – – – – – – – — – – – – – – – – – – – – – – – – — – – – – ※こちらの作品は前編となります。 ・表紙1P++幕間1P+本文133P+あとがき1P 総ページ136P ・愛情や恋慕に政治的闘争が絡むストーリー ・強引に襲っている描写 ・陵○的なプレイ ・流血表現あり ・この作品には現在では差別用語に相当する表現がありますが、 独自の世界観の表現手法であり、差別、偏見を助長する意図はありません。 【にこぴん@小判猫症候群】 登場人物紹介 【エルザ・ベルナデット・ド・ヴォルテーヌ】 クリザンテム王国の騎士。前国王時代に父親と共に戦場で功績を残す。 幼い頃から剣術を学び、ヴォルテーヌ家後継者という意識が強く、 幼少期は愛嬌がありラウルとも親しかったが、現在は剣士として成長し、性格も冷静で他の令嬢と比べ華やかさはない。 今の国王ラウルが昔と違うことに戸惑いを抱いてる。 【ラウル・イヴォン・ド・リヴァロル】 クリザンテム王国の現国王。 王妃であった母親は少年期に崩御し、前国王から愛情を受けることなく育つ。 その後も、前国王から寵愛を受けている愛妾からは目の敵にされ、 異母弟が生まれたことで孤独な時期を過ごす。 性格は冷酷残忍で、家臣からは恐れられているが政治的能力はある。 【アンセル・ド・クラヴリー】 前国王の庶子・伯爵。 容姿端麗で表向きは好青年であり、周りからも評判はいいが、 王位継承権がないこともあり、ラウルに対してコンプレックスを抱いている。 思考が読みにくい振る舞いであり、ラウルから疑心を抱かれている。